多様な事業展開を見せているライダースパブリシティ。その中で有名なものを調べてみると、それはマーケティング・プロモーションかもしれません。こちらはクライアントの企業サービスや商品の持っている潜在的な価値を消費者の価値基準にフィットさせるためのコミュニケーションサービスなどを提案しているようです。

これだけではなく、マーケティング・プロモーションで培ったノウハウを活かしています。1968年から開発された総合住宅展示場の分野でも、ライダースパブリシティは大きな飛躍を見せました。総合住宅展示場は、住宅の高品質化という理念を掲げたライダースパブリシティがつくったものです。高品質なモデルハウスをつくることで、その実態を比較し検討することができると生活者に大きな反響を持って受け入れられたのだそうです。また、生活者だけではなく、住宅メーカーにとってもメリットがあったようです。

このようなライダースパブリシティの総合住宅展示場はハウジング・マーケティングという部門の開拓に繋がっていきます。こちらは土地有効活用のスキームを使い、土地を余らせているオーナーにアプローチをして総合住宅展示場用地を中心とした土地活用をする働きにも繋がりました。総合住宅展示場事業においても、マーケティング・プロモーション事業での実績が生かされています。媒体広告や折り込み広告などの各種プロモーション、購買に繋がるイベント企画を実施するなど、精力的な動きを見せているようです。

ライダースパブリシティの新たな事業展開として注目を集めているのがライフ&ヘルスケア分野です。この分野に含まれるものは、生活者の健康を増進させる狙いがある、24時間営業フィットネスジムのANYTIME FITNESSがまず一つ。そして、環境に配慮した街中時間貸し駐車場のエコパーキングの運営などがあげられます。24時間年中無休で営業しているフィットネスジムは、ライフスタイルの多様化する現代社会において健康を保つ大きな力になるという声も聞かれます。理想の住まいを手がける取り組みをハウスマーケティングで行っているライダースパブリシティだからこそ、このように健康増進への取り組みが盛んに行われるのだそうです。また、総合住宅展示場用地を確保するために事業化された土地有効活用のノウハウは、エコパーキングの設立へと結びつきました。街中や住宅展示場にあるエコパーキングは、車を利用する生活者へあってよかったという安心を提供しているようです。ライダースパブリシティは様々な企業展開をしていますが、そのどれもが事業同士の相乗効果によって発展しているようです。